鹿を思い続けたら、予想もしない結末になった
今回は、この数ヶ月思い続けてきた「鹿」について纏める。
神様の使い、神鹿(しんろく)
先日行った鹿島神宮では、30頭ほどの鹿たちが神様の使いとして鹿園に飼われている。この鹿島の鹿の歴史はとても古い。あの奈良 春日大社の鹿たちも、元を辿れば鹿島の鹿だと言う。
春日大社が創建されたとき、鹿島神宮の神様である武甕槌命(たけみかつちのおおかみ)が勧請(かんじょう)され、白い鹿に乗って1年がかりで奈良に向かったと言われている。奈良の鹿が保護されているのは、もともと神様を乗せて来た神の使いだったからだ。
興味深いのは、春日大社へ向かう鹿の通った道のりに「鹿」の文字のつく地名がいまも残っているということ。
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子供のころに気に留めなかった風景でも、
大人になって見てみると、心動かされることがある。
季節の移ろいを感じる空模様だったり、
草花の変化だったり、
歴史ある建物の静かな佇まいだったり。
ふっと日常のなかに現れる風景。
派手ではないけれど、その存在に気付くと、何故か心が豊かになる風景。
歳を重ねると、日常のなかの豊かさを見つけることが上手になるのかもしれません。
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