2019-01-01から1年間の記事一覧
ようやく「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んだ。今年読んだ本の中でも、ベスト3に入る傑作本だった。 話題になっていたし、さまざまな賞も受賞していたし、面白いのだろうなとは思っていたけれど、手にとって大正解! というか、こういっ…
温故知新って、いい言葉だなあ。 「故き(ふるき)を温ねて(たずねて)、新しきを知る」という訓読みも、また良い。 温故知新読み方:オンコチシン(onkochishin)昔の事を調べて、そこから新しい知識や見解を得ること「温故知新(おんこちしん)…
着物への憧れを現実のものにしようと、この1年半の間にいろいろな行動を起こしてきた。ようやく、着物が少し身近に感じられるようになってきた今日この頃。 自分がハードルと感じたところとか、経験から学んだこととか、つらつらと綴っておこうと思う。
滋賀県大津。そこは、旧東海道 五十三番目の宿場町。最後の宿場町にして、京への入り口でもある。京までの陸路と、琵琶湖の水路の両方を持った大津は、東海道の中で最も賑わった宿場町だったそう。 そんな大津の街が、いま新たなチャレンジをして注目を浴び…
昨年の10月、勘三郎さん七回忌追善を観て感銘を受けた歌舞伎。 reicoouchi.hatenablog.com ご縁あって、2018年12月から現在まで、月に1回以上の歌舞伎鑑賞を欠かさずに過ごすことができている。 歌舞伎の世界観は、とても魅力的。けれども、やはり小難しい。…
前回、銀座のすしをテーマに記事を書いたのだが、正直まだまだ書き足りない。ということで、今回は、すしにまつわる小ネタをテーマに書き留めることにする。 すなわちこれ、食べる方ではなく、読む方の「すしネタ」集。 元ネタは、こちらの書籍たち ↓ では、…
先日、銀座のおすし屋さんに連れて行ってもらった。記念すべき「銀座のすし屋」デビューだ。 伺った先は、銀座七丁目にお店を構えてまだ3ヶ月の新店舗。とある有名店の2番手の方が、独立して出されたお店らしい。技術はもちろんのこと、大将のお人柄が最高!…
5月の半ごろ。お気に入りのお宿「里山十帖」のfacebookページで目にしたイベント告知。 「水田の中で、中国茶のお茶会を開催する“水鏡茶会”」 水鏡茶会…?想像が出来そうで、出来ない。 でもきっと、素敵な茶席に違いない、と期待値のあがる告知につい惹かれ…
古典を知る魅力は、その普遍性と美意識にあるのかもしれない。 そう思うと、自分が古典に惹かれている理由も腹落ちする。私の中にある「今に活きる何かを学びたい欲」と「美しさに触れて人生を豊かにしたい欲」が、古典を知ることによって満たされるのだ。 …
この1ヶ月は、毎日のようにニュースで平成の振り返り番組が流れている。特に、天皇陛下と美智子さまのお姿を映像で見る頻度は、格段に増えた。 私は、あるボランティア活動をキッカケに、天皇皇后両陛下に対する想いが大きく変化した。 お二人から大きな無償…
テレビ番組「スッキリ」に出演していたロバートキャンベルさんの「令和」に関する解説が素晴らしかった。その説明を聞き、わたしは「令和」の言葉がグッと好きになった。 調べてみると、朝日新聞デジタルにキャンベルさんの記事を発見。彼の「令和」を聞いた…
このポスターに最初に出逢ったのは、20年ほど前のこと。 「クラシックホテルの仲間たち」と題して、戦前・戦後の日本の西洋ホテルライフの礎を築いてきた、日光金谷ホテル・富士屋ホテル・万平ホテル・奈良ホテル・東京ステーションホテル・ホテルニューグラ…
先日のこと、虎屋赤坂ギャラリーにて出逢った言葉。 紀元前から中国で使われている篆書体(てんしょたい)で書かれた「華風月雪」という作品。
1月末にオフィスの引越しがあり、少しだけ 虎屋 赤坂店に近づくことができた。 オフィスから虎屋さんに行きやすくなると思うだけで、笑顔が止まらない。