「和暦 日日是好日」につまった愛を紐解く
2018年版の手帳「和暦 日日是好日」が、無事にわが家にやってきた!
この手帳、ただの手帳ではない。日本の暦や季節に纏わるあらゆる情報が惜しみなく載っていて、もはや手帳の域は超えている。
製作者である、高月美樹さんのこだわりと愛が詰まった”作品”なのである。
愛用者としては、これからも高月さんへ敬意をもって使っていきたいので、その素晴らしさについて改めて言葉にしてみようと思う。
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鹿を思い続けたら、予想もしない結末になった
今回は、この数ヶ月思い続けてきた「鹿」について纏める。
神様の使い、神鹿(しんろく)
先日行った鹿島神宮では、30頭ほどの鹿たちが神様の使いとして鹿園に飼われている。この鹿島の鹿の歴史はとても古い。あの奈良 春日大社の鹿たちも、元を辿れば鹿島の鹿だと言う。
春日大社が創建されたとき、鹿島神宮の神様である武甕槌命(たけみかつちのおおかみ)が勧請(かんじょう)され、白い鹿に乗って1年がかりで奈良に向かったと言われている。奈良の鹿が保護されているのは、もともと神様を乗せて来た神の使いだったからだ。
興味深いのは、春日大社へ向かう鹿の通った道のりに「鹿」の文字のつく地名がいまも残っているということ。
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