ブラレイコ

ブラっと訪れた人生の寄り道からの学びを、ゆるふわに綴る場所

「和暦 日日是好日」につまった愛を紐解く

2018年版の手帳「和暦 日日是好日」が、無事にわが家にやってきた!
 

この手帳、ただの手帳ではない。日本の暦や季節に纏わるあらゆる情報が惜しみなく載っていて、もはや手帳の域は超えている。
製作者である、高月美樹さんのこだわりと愛が詰まった”作品”なのである。

LUNAWORKS:月と暮らす旧暦手帳 「和暦日々是好日」

愛用者としては、これからも高月さんへ敬意をもって使っていきたいので、その素晴らしさについて改めて言葉にしてみようと思う。

 

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鹿を思い続けたら、予想もしない結末になった

今回は、この数ヶ月思い続けてきた「鹿」について纏める。

 

神様の使い、神鹿(しんろく)

先日行った鹿島神宮では、30頭ほどの鹿たちが神様の使いとして鹿園に飼われている。この鹿島の鹿の歴史はとても古い。あの奈良 春日大社の鹿たちも、元を辿れば鹿島の鹿だと言う。

春日大社が創建されたとき、鹿島神宮の神様である武甕槌命(たけみかつちのおおかみ)が勧請(かんじょう)され、白い鹿に乗って1年がかりで奈良に向かったと言われている。奈良の鹿が保護されているのは、もともと神様を乗せて来た神の使いだったからだ。

興味深いのは、春日大社へ向かう鹿の通った道のりに「鹿」の文字のつく地名がいまも残っているということ。

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京博「国宝」レポート②〜心に残った5つの国宝

子供の頃に教科書で見た「国の宝たち」を生で観ることができる国宝展。

実物を前にしたときに湧き上がる感情は、二次元では味わえない特別なもの。
鑑賞しながら、その圧倒さに言葉を失い、圧倒的な”何か”を消化できずに胸が詰まり、壮大なストーリーを知り感極まる。

前回記事では、国宝展に行くまでの様子をご紹介したので、今回は特に心に残った5つの国宝についてレポート。作品を観て感じたことを改めて振り返ることで、そのとき自分のなかに残った”何か”を、少しでも言語化できますように。

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京博「国宝」レポート①〜まさに眼福なひととき〜

京都国立博物館で開催中の特別展示会「国宝」へ行ってきた。

kyoto-kokuhou2017.jp

国宝展は、「京都国立博物館」と「国宝」の誕生から120年という節目の記念として開催されている。1期を2週間とし、4期8週間の開催期間。期ごとに一部の作品を入れ替えて、全部で約200展の国宝の展示をするらしい。

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鹿島神宮と香取神宮②〜関東最古の神社巡り〜

前記事で組み立てた「東京から1日で効率よく香取神宮鹿島神宮を巡る」プランに従いいざ出発。

早速、東京駅から高速バスで香取神宮へ向かう。

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鹿島神宮と香取神宮①〜関東最古の神社巡り〜

先日受講したGenuineJapanという日本文化教育プログラムのテーマの1つ「神道(しんとう)」に、鹿島 則綱 さん(鹿島神宮宮司家・七十一代当主嫡男)がご登壇された。気取らない口調で、大変わかりやすく、鹿島神宮の歴史と祭事と私たちの生活の中にある神道の考え方をお話しくださり、すっかりファンになった。 

 

せっかくのご縁なので、今回は鹿島神宮に足を運んで自分の目でその歴史を学んでみようと思う。

 

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日本を学ぶための情報源まとめ

早速ブログをスタートしたけれど、「日本の魅力を学ぼう!」と思っても、広く手軽に学べる手段というのが意外となかったりする。

今回はわたしなりに日本の魅力を学ぶうえでのテーマを5つに分類をして、それぞれの情報源を整理してみた。

 

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