続・とらやに首ったけ 〜赤坂で過ごした年末年始編〜
1月末にオフィスの引越しがあり、少しだけ 虎屋 赤坂店に近づくことができた。
オフィスから虎屋さんに行きやすくなると思うだけで、笑顔が止まらない。
ご近所になった記念に、昨年12月末から年始1月にかけて、赤坂菓寮でいただいたメニューを振り返ろうと思う。
丁寧に仕上げられた、美しい作品たち
まずはこちら、ランチにいただいたお赤飯。
虎屋さんにお赤飯がある、というのが驚きだった。
和菓子と同じ小豆を使っているのだそう。お赤飯というだけでも特別なのに、虎屋さんのお赤飯と聞いたら、より一層の特別感♡
お汁も付け合わせも、全部美味しい。
ちなみに、予約をすればギフト用のお赤飯の購入可能らしい。
大切なひとへのお祝いギフトに良さそう〜。
こちらは、冬の間に提供されていた季節のランチデザートの揚げまんじゅう。
素晴らしいツヤ、輝き。
私の記憶では、おまんじゅうの販売はあるけど、揚げまんじゅうの販売はなかったと思う。
デザートで注文しないと食べられない貴重な揚げまんじゅう。
大変、大変美味しゅうございました。
こちらの和菓子は「亥の風」。
風のように野山を駆け回る猪の姿を表したとのこと。
この見た目が、かなりツボ。ツンツンした毛並み(?)が可愛すぎる。
黒砂糖入りの羊羹で、白餡を包む。身体に染み入る、上品な甘さ。
ペロリといただきました。
続いて、1月の期間限定メニュー「お雑煮」。
京都の白味噌仕立てだから白い。
寒い日にいただいたら、甘くてトロトロしていて、身体の芯まで温まる。とろけてしまいそうだった。
また食べたい…けど期間限定メニューなんですって。
あああ、また来年まで待つしかないなんて、残念すぎる。
以上が、この年末年始の虎屋さんの記録。
週一は行けなかったけど、定期的に伺えて幸せだった。
インスタ映えどころではない、美しすぎる和菓子たち
ここまで写真を貼っていくと、改めて、和菓子の美しさに目がいく。
虎屋さんは、5つのInstagramアカウントを持っているが、特にデザイン性の高いお薦めアカウントはコチラ。
とらや Toraya (@toraya.wagashi) • Instagram photos and videos
色、形、装飾…どれもこれも美しく、個性豊か。まるでアート作品のような仕上がり。
見ているだけで、心が癒される。
さらに、このアカウントの素晴らしいところは、歴史と言葉をしっかりと説明してくれるところにある。
自然の花木や風景が、季節によって変わるのと同じく、和菓子にも四季がある。
和菓子には、短歌のような情緒もあって…とても深みを感じる。
和菓子って、とてもクリエイティブ。
いつの日か体験したい、和菓子のオートクチュール
虎屋さんにおける、最大の贅沢とは何か。
そんなことを考えていたら、このサイトを発見。
専門の和菓子職人さんが、お客さまの思いや使い道、要望を汲み、唯一無二の和菓子を作ってくれるらしい。
これぞ、虎屋さん最大の贅沢!
素材、形、色、包装など、お客さまと対話しながら一緒に考えていくのだそう。
その歴史は古く、元来の和菓子と言うものは、注文を受けて要望にそったものを作っていたらしい。
オートクチュールは、和菓子屋のたいせつな文化なのかもしれない。
わたしも、人生の特別なときには、ぜひ体験してみたい。
これがファン心理なのか
今回も、また虎屋さんとの思い出に浸り、幸せな気持ちとなる わたし。
格別な羊羹好き、という訳でもないのに、ここまで虜になってるなんて、本当に不思議。
これが、虎屋ブランドの力なのだろうか。
一つの企業が、ユーザーを幸せにするって本当にあるんだなあ。
虎屋さん、いつも気づきをありがとう。
そして、楽しみはつづく☺︎