ブラレイコ

ブラっと訪れた人生の寄り道からの学びを、ゆるふわに綴る場所

青島神社〜鵜戸神宮へ!ブラタモリ宮崎ロケ地を巡る②

ブラタモリ宮崎ロケ地を巡る旅、続編。

前回、青島神社堀切峠を楽しんだときのブログはこちら↓

reicoouchi.hatenablog.com

今回は、いよいよ鵜戸神宮へ向かう。
最盛期には、その年結婚した夫婦の約4割が新婚旅行で訪れたとされる、超人気スポットだ。

約800万年の時を感じる、鵜戸神宮の大絶景 

鵜戸神宮の本殿は、波で削られた洞窟の中にある。そこへ向かう道中には、絶景の数々。ここは、自然の神秘に包まれた特別な空間。

いざ、鵜戸神宮へ。
早速到着して、入り口にあるこちらの立派な石碑をパシャリ。

ここから徒歩15分くらいかけて、階段を登ったり降りたり、トンネルを抜けたりしながら、本殿を目指す。

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あとで知ったけど、実際は、もっと近い場所に駐車場があったみたい。
手前の看板につられて鵜戸観光トイレ駐車場に入ってしまうと、わたしのように山越えして神宮へ行くことになるので要注意。

鵜戸神宮第一駐車場へ行けば、本殿まで平坦な道で向かうことができるらしい◎


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▲こちらが、本殿に続く道。階段を降りながら、洞窟の中にある本殿に向かう。

鵜戸神宮【国指定名勝】|観光にちなんの旅 日南市観光協会 より引用

▲洞窟の中には、艶やかな朱色の本殿。洞窟の圧迫感のなかにあるのだけれど、広がりを感じる、不思議な空間。

鵜戸神宮の御由緒は、次の通り。

山幸彦(彦火火出見尊)が、兄(海幸彦)の釣り針を探しに海宮(龍宮)に赴かれ、海神のむすめ豊玉姫命と深い契りを結ばれた。山幸彦が海宮から帰られた後、身重になられていた豊玉姫命は「天孫の御子を海原で生むことは出来ない」とこの鵜戸の地に参られた。霊窟に急いで産殿を造られていたが、鵜の羽で屋根を葺終わらないうちに御子(御祭神)はご誕生になった。故に、御名を「日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)」と申し上げる。

洞窟の中は、薄暗い。

本殿をぐるっと一回りでき、その裏には、伝説の「お乳岩」がある。

安産・育児を願う人々の信仰のよりどころとなっているお乳岩

お乳岩/鵜戸神宮 | たびらい より引用

豊玉姫命トヨタマヒメノミコト)が海宮に戻ることになった際に、子への愛情と健やかな成長を願い、両乳房を岩に貼り付けたとされる本殿裏の「お乳岩」。見る場所や角度によっては、まるで岩全体が母の胸元に見えてくるのが不思議だ。


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▲今回も、しっかり御朱印をいただきました。

 

そして、ブラタモリファンならば、逃してはならないスポットへ向かう。そう、それは砂岩なのに石灰成分が染み出している不思議な岩が見られる場所。


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す、すると、、、このようなタモリさんの解説板が掲げられているではありませんか!!!

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ここは、ブラタモリにて、タモリさんが専門家顔負けの超マニアックな地質知識を披露した想い出の場所。

ブラタモリ#100 より引用

まさか、まさか、看板が立っているなんて!
鵜戸神宮宮司さんの計らい、素敵すぎるーーー!!

この場所の岩には、丸いボールのような球体が多く見られる。これは、砂岩を作る砂粒と、クラゲ等の死骸が海水と反応して生成された石灰とが固まってできたものらしい。

その現象を「コンクリーション」と言い、800年前の生物と砂岩が、絶妙な条件下のもとに出会い形成されたものらしい。

そんなミラクルな場所で、タモリさんの解説を受けて、絶景を自分の目で味わうことができるなんて。

なんて、幸せなんだ。
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▲嬉しすぎて、写真をパシャリ。この旅、一番の興奮ポイント。

ブラタモリで紹介された主要スポットをそのまま巡ることができ、ファンとしてはこれ以上の喜びはありません。

 

 

心が満たされた後は、胃袋を満たす

ブラタモリ気分でご機嫌なまま、宮崎の美味しいグルメを堪能する。

宮崎は、本当に美味しい食べ物が多いのだけど、今回は特に感動したお料理をご紹介。

 

宮崎牛・宮崎ブランドポークの専門店 ミヤチク

こちらは、最高級の宮崎牛を食べれる老舗の専門店。生まれて初めての宮崎牛を、専門店にていただきましたが、最高に美味しかった……!

rest.miyachiku.jp

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▲ミヤチクさんでは、目の前の鉄板でシェフが華麗な手さばきで調理をしてくださる。
こちらは、特選の赤み部分のステーキ。


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▲なんで食パンが置いているのかしら?と思っていたら、ステーキを乗せるためだった。お皿ではなく、食パンの上に置くことで、保温されお肉を冷めずに食べることができるらしい。なるほど、なるほど。


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▲しかも、最終的には、お肉汁が染み込んだ食パンもバターたっぷりな鉄板で焼かれ、シュガーとシナモンで味付けされて、デザートに早変わりする。

これがまた、とっても美味しかった。

 

●お菓子の日高 なんじゃこら大福

こちらは、地元の皆さんに大人気のお菓子。食べたら、つい「なんじゃこらー」と叫びたくなる格別の大福。

okashinohidaka.shop-pro.jp
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▲こちらの大福は、とっても大きくて、重くて、甘い。中に、苺と栗とクリームチーズが入っており、それぞれドッシリとした存在感がある。
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▲ずっしり。。。とても美味しいのだけど、この大福を食べきるには、パワーも必要。わたしは、お散歩のお供に大福を持参。小腹を満たすどころか、この大福がランチ代わりになってしまった。なんじゃこらー。

 

●味のおぐら チキン南蛮

言わずもがな、チキン南蛮発祥のお店。超人気店につき、ランチは11時のオープンと同時に行列をなす。

調理にも時間がかかるため、スムーズに座れたとしてもお料理が出るまでに20分くらい待つことも。時間には余裕を持って向かうことをオススメします。

おぐら チェーン おぐら本店、おぐら瀬頭店、おぐら佐土原店 味のおぐらチェーン


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▲お店はとっても素朴でかわいい雰囲気。


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▲こちらがチキン南蛮。女性の手のひらの1.5倍ほどの大きさ。

衣は脂っこさは無く、とっても食べやすい。だけど、ボリューミーすぎて、わたしは2/3を食べたところでギブアップになってしまった(本当に申し訳ないです)

今まで食べたことのない、チキン南蛮。これが元祖なんだ〜という感動を覚える味。



 宮崎を満喫できた、ブラレイコの旅

今回、お天気にも恵まれて、ブラタモリ宮崎ロケ地をほぼ制覇することができた。

宮崎には、奇跡的な条件のもと形成された不思議な地形がたくさんあって、そこには古来の神話に登場する神様が祭られていた。

昭和40年代に結婚したカップルは、その地へ行き、神様に永遠の愛を誓ったのかもしれない。縁結びや安産の神様がいる宮崎は、なんだか生命エネルギーに満ち溢れているように感じた。さすが、元祖 南国リゾートだ。

美味しいものが多いのも、なんかわかる気がするなぁ。

素晴らしい自然と、歴史と、訪れた人を楽しませてくれる懐の深さ。
宮崎には、すべて揃っていました。

 

ありがとう、宮崎。

ありがとう、ブラタモリ

 

 

楽しみはつづく☺︎