ブラレイコ

ブラっと訪れた人生の寄り道からの学びを、ゆるふわに綴る場所

『書く』ことをもう少しライトにするために、noteへ移行します

このブログは、東京オリンピック開催1000日前にスタートをした。 2017年10月27日のこと。 2020年の7月にスタートする東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、日本人として日本のことをしっかり勉強しておこう!と思いたってブログを立ち上げた。 誰に…

ビジネスマナーの真髄を求めつづけたら、「武士の礼法」にたどり着いた

「ビジネスマナーって必要ですか?」 入社間もない1年目社員から質問を受け、ビジネスマナーに対する自分の思いを、はじめて言葉にした。 わたしは、 "型" を覚えればOKみたいなビジネスマナーは、本質的でないので必要じゃないと思ってる。繰り返し練習する…

いつもお世話になっている、着物YouTuberさんたちの動画をまとめてご紹介

着付け教室に通ったのは、かれこれ2年前。 ゆるりと着物ライフを始めたものの、毎年11月〜3月ごろ(かつ月に数回)の活動に限定される関係でなかなか定着しない着付け技術。 毎回、YouTubeでおさらいしながら着付けをしています。 最近の動画のクオリティは…

現代にも役立つ、日本文化が育んだ「3つの思想」とは?

日本の伝統文化が育んできた思想が、より良い未来をつくるヒントになる気がする。 今回は、その思想って具体的に何なのかについて深堀ってゆく。 このテーマは、ここ最近ずーーーっと考え続けていたことであり、今なおモヤっとしている。なので、現時点での…

禅、弓道、礼法、そして 世界の経営者を結びつける「絶対的なもの」

日本の伝統文化が育んできた思想が、より良い未来をつくるヒントになる気がする。 ここ最近、わたしの中でその考えは加速しまくっている。うまく言葉にできないこの確信を、どうにか表現できないものか。 そんな試行錯誤真っ最中の試みとして、現時点の頭の…

「日本文化の核心」に迫りきれず、溺れながら書いた備忘録

以前この本「日本文化の核心」を読んだとき、作者 松岡正剛さんの知性が広く深すぎて、溺れた。 時代もジャンルも制限なく、次々と溢れてくる知識量に追いつかず、溺れた。 この本は、海のようだと思った。 文章はとても美しくわかり易いのに、読み手の器が…

「80代の今が最高と言える」そんなカッコいい人生を歩みたい

カッコいい大人に出逢うと、生きる活力がわく。 川崎淳与さんという超絶素敵な女性のエッセイ本「80代の今が最高と言える」に出逢って、わたしは歳をとることが楽しみになってきた。 「80代を人生のピークにするために、これからどんなチャレンジをしよう」 …

勝手気ままな「詩歌」で振り返る、2020春夏の日常

日常のワンシーンを切り取って、歌を詠むのが好きだ。 と言っても、俳句も短歌も習ったことはなく、素人の勝手気ままな自己満足の歌だけど。 これは、亡くなった祖母の影響。 祖母は、国語の先生であり、歌人でもあった。生前たくさんの歌を詠んでいた。 そ…

変わらないものを学び、新しいものに繋げるための「コテンラジオ」

歴史には、わたしたちの未来に役立つエッセンスがたくさん詰まっている気がする。 人類の歴史は、約700万年前の原始時代からはじまったらしい。 その人類史の全貌なんて、到底わからないのだけど、いま地球上に生きている私たちの先祖を辿っていけば、700万…

「好日日記」が教えてくれた、季節の中で一瞬の今を生きるということ

朝起きて、窓を開ける。スーッと気持ちよの良い風が通り抜けた。普段のムシムシした空気とは一転した、心地の良い風。 「いい風だなあ」なんて、リビングでのんびり過ごしていたら、突然の雨。サーサーッと細い線のように、雨が斜めに降り始めた。激しい降り…

ふと、岡倉天心の「知的セクシーな言葉」に酔いしれたくなった夜

春のこの時期、「花」を見て思い出すのは 知的セクシーの代表格である、岡倉天心の「茶の本」にある一説だ。 春の東雲(しののめ)のふるえる薄明に、小鳥が木の間で、わけのありそうな調子でささやいている時、諸君らは彼らがそのつれあいに花のことを語っ…

気がつけば、たくさんの「贈与」を受け取って生きていた

この本は、衝撃だ。強いけれども、温かい衝撃。 何より、コロナ禍という歴史的にも超レアなこのタイミングに、この本と出会えたことは、本当によかった。 この本は、人とのつながりを考え直すキッカケを与えてくれた。 本で紹介されたエピソードや著者の言葉…

未知へのトキメキを取り戻したい大人たちへ捧ぐ、魔法の言葉

東京より、宇宙の方が近い。 子供の頃、本気でそう思っていた。 私の育った街には、H-Ⅱという純国産ロケットの実物大模型がそびえ立っていてた。 通学路をショートカットする時は、JAXA(あの頃はNASDAって名前だったけど)の敷地を通り抜けしてた。自転車で…

ファスティングであらわになった、 ”私” と ”中の人” とのコミュニケーションエラー

Stay Homeなこの時期に、人生で初めてのファスティングに挑戦。 ファスティング、それはつまり断食のこと。知人のススメもあって、絶食ではなく、酵素ドリンクを摂取しながらの断食にチャレンジ。 酵素ドリンクで必要最低限の栄養は補充しつつ、食べ物を一切…

デジタル疲れを救ったのは「さくらももこ」の上質な世界だった

デジタル漬けの毎日が、しんどくなった。 この数日、集中力が著しく落ちたし、やる気も出ない。自粛疲れか?とも考えたが、インドアのストレスとは違う気怠さを感じるのだ。 どうしたんだ、わたし……。 この一週間を振り返ってみる。すると、自分の生活がデジ…

How Will You Measure Your Life? :最高の人生を生き抜くための経営学

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへHow Will You Measure Your Life?クレイトン・M・クリステンセン=============== この本は、ハーバードビジネススクールの教授であったクリステンセン氏が、2010…

身辺雑記:2020年春、自粛して感じた7つのこと

コロナ自粛がはじまり、一人家にこもって仕事をする生活する日々。緊急事態宣言が出る前からテレワークをしていたので、かれこれ2ヶ月以上経過した。 それは、医療や福祉、物流・保全・食料品・消耗品提供などに従事されている方への「感謝の日々」でもある…

後編:INUA(イヌア)で体感する素晴らしき世界観

1つのレストランが、価値観を変えてしまうほどの感動をもたらすことがある。 飯田橋にあるレストラン INUA(イヌア)には、それほどのエネルギーがあった。「美味しかった」なんて言葉では表現し尽くせない。そんなありきたりな言葉は伝えきれない素晴らしさ…

前編:INUA(イヌア)で体感する素晴らしき世界観

1つのレストランが、価値観を変えてしまうほどの感動をもたらすことがある。 飯田橋にあるレストラン INUA(イヌア)には、それほどのエネルギーがあった。「美味しかった」なんて言葉では表現し尽くせない。そんなありきたりな言葉は伝えきれない素晴らしさ…

学びの春、ほぼ日の学校で「古典」にどっぷりと浸りたい

朗報!ほぼ日の学校のオンライン・クラスが、3月いっぱい無料で楽しめるらしい! 過去、人気がありすぎて諦めたシェイクスピア講座や歌舞伎講座、万葉集講座など、今なら全て無料で見ることができる…… なんて贅沢なのだろう! 想像するだけで、ワクワクする…

シン・ニホンを読んで、妄想する未来

「こんなご時世だからこそ、日本の未来を考えたい」 そう思って、この本を手に取った。内容は難しいものもあり、全ての理解などは到底していないけれど、前へ前へと読み進みたくなるような興奮が後押しし、一気に読み切ってしまった。 この本は、読み手の視…

城マニアが教えてくれた、鶴見 寺尾城から始まる未来

「鶴見で城のイベントがあるんだけど来ない?」 と声をかけもらい、『鶴見れきぶん祭』なるものへ行ってきた。 鶴見れきぶん祭は、今回が記念すべき第1回のイベントらしい。開催のキッカケは、鶴見まちづくりコンペの企画なのだとか。 発案者である、横浜商…

良本「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」でおもてなしマインドを考える

ようやく「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んだ。今年読んだ本の中でも、ベスト3に入る傑作本だった。 話題になっていたし、さまざまな賞も受賞していたし、面白いのだろうなとは思っていたけれど、手にとって大正解! というか、こういっ…

温故知新って、ロマンチック

温故知新って、いい言葉だなあ。 「故き(ふるき)を温ねて(たずねて)、新しきを知る」という訓読みも、また良い。 温故知新読み方:オンコチシン(onkochishin)昔の事を調べて、そこから新しい知識や見解を得ること「温故知新(おんこちしん)…

卒業から1年半、着付け教室との正しい付き合い方がようやく分かった

着物への憧れを現実のものにしようと、この1年半の間にいろいろな行動を起こしてきた。ようやく、着物が少し身近に感じられるようになってきた今日この頃。 自分がハードルと感じたところとか、経験から学んだこととか、つらつらと綴っておこうと思う。

商店街ホテル「講 大津百町」が、星3つの理由

滋賀県大津。そこは、旧東海道 五十三番目の宿場町。最後の宿場町にして、京への入り口でもある。京までの陸路と、琵琶湖の水路の両方を持った大津は、東海道の中で最も賑わった宿場町だったそう。 そんな大津の街が、いま新たなチャレンジをして注目を浴び…

30演目観劇した記念:初心者が語る歌舞伎の魅力とは

昨年の10月、勘三郎さん七回忌追善を観て感銘を受けた歌舞伎。 reicoouchi.hatenablog.com ご縁あって、2018年12月から現在まで、月に1回以上の歌舞伎鑑賞を欠かさずに過ごすことができている。 歌舞伎の世界観は、とても魅力的。けれども、やはり小難しい。…

「おすし」にまつわるエトセトラ

前回、銀座のすしをテーマに記事を書いたのだが、正直まだまだ書き足りない。ということで、今回は、すしにまつわる小ネタをテーマに書き留めることにする。 すなわちこれ、食べる方ではなく、読む方の「すしネタ」集。 元ネタは、こちらの書籍たち ↓ では、…

“粋”と”品”が同居する「銀座のすし」って何なんだ

先日、銀座のおすし屋さんに連れて行ってもらった。記念すべき「銀座のすし屋」デビューだ。 伺った先は、銀座七丁目にお店を構えてまだ3ヶ月の新店舗。とある有名店の2番手の方が、独立して出されたお店らしい。技術はもちろんのこと、大将のお人柄が最高!…

「水鏡茶会」に垣間みた、里山十帖の魅力

5月の半ごろ。お気に入りのお宿「里山十帖」のfacebookページで目にしたイベント告知。 「水田の中で、中国茶のお茶会を開催する“水鏡茶会”」 水鏡茶会…?想像が出来そうで、出来ない。 でもきっと、素敵な茶席に違いない、と期待値のあがる告知につい惹かれ…